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頭蓋骨に働きかけて頭痛が解消される!?効果のあった3つの方法

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はじめに

 

頭痛が続いてなかなかよくならないことは、ありませんか?気圧のせいなのかPMSなどのせいなのか、原因は不明。ストレスやデスクワークが原因ということも。痛み止めを飲むと一時的によくなけれど、効き目が切れるともとに戻ってしまう頭痛。そこで、自分でできる頭痛ケアを実践し、実際に効果のあった方法をシェアしたいと思います。

 

頭痛には、偏頭痛と緊張性頭痛がありますが、今回は緊張性頭痛に対して、頭蓋骨に働きかけて緊張を緩める方法を3つご紹介します。 

 

頭痛と頭蓋骨との関係について

 

緊張性頭痛とは?

緊張性頭痛では、後頭部から首筋を中心に頭全体が締めつけられるような痛みが長時間続きます。ストレスや同じ姿勢を続けることなどで肩や首の筋肉が凝り、付近の血管が過度に収縮。神経が刺激されて痛みが発生します。一度頭が痛みだすと、筋肉や神経がさらに緊張し、痛みが増幅するという悪循環が起こります。緊張性頭痛の場合は、筋肉を緩め血行をよくする整体やリラクゼーションが効果的だとされています。

  

頭蓋骨の種類と構造

頭蓋骨は一つでできているとイメージしがちですが、頭部には全部で15種類23個の骨があります。脳を守る脳頭蓋と呼吸器・消化器系の入り口で眼を収める顔面頭蓋に分かれ、脳頭蓋は無対の前頭骨後頭骨蝶形骨、篩骨と有対の頭頂骨側頭骨の8個からなっています。そして、それらは縫合と呼ばれる骨と骨とがかみ合って密着する結合様式によって連結しています。

 

身体はあらゆる部分が筋肉と腱・骨・関節でつながっていて、そのバランスが崩れてしまったときに凝りや痛みとして表面化します。頭・首・肩は連結しているため、当然ながらお互いに影響を及ぼし合います。また脳に近い分、その痛みや辛さも際立ってしまうのです。

 

身体に力が入っていたり、寝てもリラックスしていない人には頭の治療が有効とされています。全身の緊張を解いて、リラックスすることができます。

 

実践してみる

 

前頭骨の縫合を緩める

前頭骨は1枚ですが、生まれたときは2枚あり、真ん中に前頭縫合があります。おでこの真ん中を触ると、縦にへこんでいる場所があり、それが縫合部分です。縫合箇所を横向きに擦ります。擦る時は、タオルなどを当てるとやりやすくなります。ポイントは強く押さないことです。徐々に前頭筋が緩んできます。

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後頭骨の縫合を緩める

頭頂骨と後頭骨(オレンジの矢印)、両サイドの側頭骨と後頭骨(黄色の矢印)、2つの縫合を緩めます。それぞれの骨の間をまたぐように縦に擦ります。はじめのうちは見つかりにくいかもしれませんが、縫合箇所は少しへこんでいますので探してみてください。同じくタオルなどを使うとやりやすくなります。

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耳を引っ張り、骨の歪みを取る

耳は、側頭骨という骨とつながっています。そして、両サイドの側頭骨の間に蝶形骨があります。その骨が上手く動かないと歪みが起き、筋肉の緊張が起きるのです。

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耳の内側にある小さな出っ張り(耳珠)の真横あたりをしっかり掴んで外側に引っ張ります。その際、少し前に巻き込むように、側頭骨を引っ張るイメージで行います。その際、腹式呼吸を意識して鼻から大きく吸い、ゆっくりと鼻から吐きます。蝶形骨と横隔膜は筋肉でつながっているため、さらに引っ張られる感覚を得られます。呼吸を繰り返し、1分程度続けてください。首の動きもスムーズになっているかと思います。確認してみてください。

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おわりに


今回は、頭蓋骨に働きかけて筋肉の緊張を取る方法を3つご紹介しました。縫合を緩める手法は、プロの整体師などが行なっているやり方です。自分でやるには少し難しいかもしれませんが、実際にやってみると痛みがなくなったり、軽くなることが多いです。これだけでは引かない痛みをあるかもしれませんが、一つの方法として参考にしてみていただければと思います。